セブ島留学の再開の見通しについて、現地の最新情報も踏まえてお伝えしていきたいと思います。

そもそも今、日本人はフィリピンに入国ができるのか?

2021年6月22日現在、日本人が旅行や語学留学を目的としてフィリピンへ入国することが出来ません。
もともとフィリピン留学は欧米留学と異なり、観光ビザを利用して留学をします。
そのため観光客の受け入れと留学生の受け入れはセットになると考えられます。
世界中でワクチン接種が開始しているものの、変異株の存在もあり入国規制はまだまだ厳しくなっています。

現在フィリピンに入国ができる人たち(2021年5月1日時点)

フィリピン共和国大使館のWebサイトをご覧いただくと分かる通り、2021年5月1日より特定カテゴリーの外国人の入国が緩和されました。

フィリピンへの入国対象者(2021年5月1日〜)

  1. 外交官と外国政府職員、その家族
  2. フィリピン国籍を有する重国籍者
  3. 入国時に有効かつ現存するビザを保有する外国籍者9aビザとSRRVビザ保有者を除く。5、6を参照すること)
  4. バリクバヤンプログラムによる入国が認められた外国籍者(行政令408号の査証免除国の国籍者であること)-元フィリピン国籍者と渡航する元フィリピン国籍者の配偶者とその子供(年齢不問)-フィリピン国籍者と渡航するフィリピン国籍者の配偶者とその子供(年齢不問)
  5. フィリピン国籍者と渡航しないが、フィリピン入国後にフィリピン国籍者と一緒に滞在する予定の外国籍者-フィリピン国籍者の外国人配偶者-フィリピン国籍者の外国籍の子供(未成年)-フィリピン国籍者の介助等が必要な外国籍の子供(年齢問わず)-介助等を必要とするフィリピン国籍者(年齢問わず)の外国籍の親

上記それぞれの入国対象者の入国条件

①入国が許可される場合

  1. 有効な9(e)ビザを保有すること有効な47(a)(2)ビザを保有すること(外交ならびにそれに準じる業務を行う者に発給される)
  2. 次のいずれかを保有すること・有効なフィリピン政府発行のパスポート
    ・フィリピン国籍者であることの身分証明書(IC)
    ・フィリピン国籍者認定証明書(RC)、もしくは、2003年(共和国法9225)による国籍維持・再取得証明書(CRPC)
  3. 有効な9(c)ビザを保有すること有効な長期滞在ビザを保有すること (永住権(移民)ビザ、特別非移民ビザ)
  4. 無査証フィリピン外務省(DFA)発行の入国免除の文書不要
    フィリピン国籍者との家族関係を証明できる書類の提示が必要
  5. 有効な9(a)ビザまたはSRRVビザを保有することフィリピン外務省(DFA)発行の入国免除の文書が必要
    フィリピン国籍者との家族関係を証明できる書類の提示が必要
  6. 有効な9(a)ビザまたはSRRVビザを保有することフィリピン外務省(DFA)発行の入国免除の文書が必要

②入国が許可されない場合

新型コロナウィルス感染症に関する省庁間タスクフォース(IATF-EID)2021年第112号決議ならびにその後の決議に従い、フィリピン到着14日間以内にインド、パキスタン、バングラディシュ、ネパール、スリランカ、オマーン、アラブ首長国連邦から出発した全ての渡航者のフィリピン入国を同6月30日まで禁止します

以上、やや難しい表現や聞き慣れない言葉もあるかと思いますが、これまで1年以上に渡ってフィリピンの状況を見守ってきた当社としましては、「かなり状況が改善されてきている」というのが率直な印象です。
入国対象者についても「いよいよ残るは観光客(留学生)かな」というところまで来ています。

セブ島の新型コロナウィルス感染状況について(2021年6月22日時点)

フィリピン保健省のWebサイトには感染者数のデータが記載されていますので、気になる方はチェックしてみて下さい。
以下に詳細を抜粋しました。

フィリピン全体の週間感染者数推移(2021年6月20日までのデータ)

累計感染者数が1,359,015人。
回復者が1,277,715人。
死亡者23,621人。

セブ市の週間感染者数推移(2021年6月20日までのデータ)

セブ市の累計感染者数が25,698人。
回復者が24,371人。
死亡者855人。

こうして見てみますと3月に第二波が来てから減少傾向にあると分かります。
フィリピン全体ではまだまだですが、セブ島に関してはかなり感染者数の歯止めがかかってきている印象です。
ちなみに3月の第二波が来たときには再びロックダウンを強化したことも奏功したようです。
フィリピンは日本の緊急事態宣言やまん延防止等重点措置よりも国の権限が強く、強制的に飲食店の営業中止なども指示できるためこのような効果が出るのかもしれません。

フィリピン国内のワクチン接種状況はどうか?

ここではOur world in dataという海外のサイトが発表しているデータを元に、フィリピンのワクチン接種状況を日本とも比較して見ていきたいと思います。

フィリピン国内のワクチン接種状況(2021年6月7日時点)

■国内全体でのワクチン接種数は約841万回(日本は約3160万)
■必要接種回数を完了した数は約215万(日本は約915万)
■必要接種回数を完了した割合は2.0%(日本は約7.3%)

日本はフィリピンよりも人口が約1700万人ほど多いだけ(2020年世界人口ランキングで日本は1億2650万人で11位、フィリピンは1億961万人で13位)なのでほぼ同じ人口規模と言えますが、日本は6月に入って大規模接種なども進んだせいか、フィリピンと差をつけ始めました。
とはいえ現時点でのワクチン接種状況は日本もフィリピンもそれほど多くはありません。
日本は世界的に見てワクチン接種のスタートは出遅れたと言われていますが、
5月以降かなりペースを上げています。

一方フィリピンでも2月の接種開始以降、アジア開発銀行(ADB)から資金を調達するなどしてワクチン接種回数を増やすよう努力しています。
順番を守らずに先にワクチン接種をする地方の市長らについては名指しで批判するなど、大統領らしさもあります。

フィリピン・セブ島留学再開の見通しは?


フィリピン・セブ島留学の再開時期は2021年6月の段階では具体的に決まっていません。
またフィリピン政府としてもいつから観光客の受入再開をするかは発表されていません。
私達としては、「早ければ2021年の終盤、あるいは年明け」ではないかと考えています。それには当然ワクチンの接種状況が関係してくるかと思います。
留学再開までには以下のステップを踏む必要があります。

  1. 入国規制の緩和(観光ビザでの入国受け入れ再開)
  2. 語学学校の営業再開許可
  3. 航空会社のフライトの復便

やはり何と言っても1の入国規制緩和がポイントになるかと思います。
実際に観光客の受け入れがないことでフィリピン経済はかなり疲弊しており、ワクチン接種状況を見て再開に向かうことでしょう。

2の学校再開については、おそらく政府や教育省から何らかの再開に向けたルール(受入人数や授業の実施方法など)が定められた上で決定されるはずです。
実はフィリピンでは語学学校はおろか現地の全ての公立学校が2021年3月時点で対面授業を認められておらず、約1年このような状況が続いています。
したがってまずは現地の学校の対面授業再開から様子を見て学校再開が認められるでしょう。ちなみにオーストラリアやカナダ、イギリスの語学学校では既に対面授業も再開していることから、個人的には1の入国規制緩和からそれほど遠くないタイミングで再開するのではないかと考えております。

3のフライトについては、これまで毎日複数便飛んでいた日本-フィリピン間の定期便がどこまで復便するかによります。
観光客が入国できない限りはいぜんのようなスケジュールでの運行は難しく、当面はマニラ経由セブ行きなどが増えるかもしれませんね。

セブ留学アカデミーが考えるアフターコロナのフィリピン留学

留学が再開されたらすぐにでもフィリピンへ行きたい、という方は多いはずです。
実際に現在も当社にはそのようなお客様から沢山のカウンセリング依頼が入っています。
しかし、再開後のフィリピン留学がこれまでと同じ形式で行われるとは考えられません。ここではセブ留学アカデミーが予想するアフターコロナのフィリピン留学について紹介したいと思います。

1・運営規模の縮小

まず最初に考えられるのが運営規模の縮小、言い換えると受け入れ生徒数の減少ということです。
フィリピンの語学学校は平均収容人数が200名以上、韓国系の大規模校になると400名以上のキャパシティとなり、春休みや夏休みは満員になります。
しかし満員の状況というのは教室も宿泊施設もカフェテリアなどもいっぱいとなるため、さすがにコロナの後では危険が伴います。
宿泊施設では4人部屋や6人部屋の使用が継続されるかどうかも疑問です。
当面は1部屋あたり1、2名として「生徒数は上限100名まで」といった方針ととる学校も出てきそうです。
留学希望者の申込みは早いもの勝ちになる可能性が高いので注意が必要です。

2・オンラインとの融合


留学が出来ない現状では、ほとんどの語学学校がオンライン授業を提供していますが、留学再開後もオンラインの仕組みは残るのではないかと考えています。
例えば入学から10日間は隔離期間として自分の宿泊施設からオンラインでマンツーマン授業を行うとか、コロナ以前はほんの一握りの学校のみ実施していた「動画視聴クラス」の導入も考えられます。
もしかすると留学プランの中に、事前に日本国内からオンラインでレッスンに参加するプログラムを提供する学校も出てくるかもしれません。

セブ島Stargateが実施している動画文法クラス

 

3・価格の値上がり

新型コロナウィルスは留学業界に大打撃を与えました。
返金対応に追われて経営が圧迫し、中には撤退、倒産した学校もあるほどです。
留学が再開したとして、それまで通りの料金体系で運営が出来るかどうかは疑問です。2020年3月のロックダウン以降ほとんど学校運営は出来ていないので、ほぼ全ての学校が現状は料金を据え置きにしたままです。
今のうちに留学申込みをしておけば2020年料金で留学することは出来るものの、なかなか二の足を踏むお客様が多いと思います。

当社は現在も変わらず留学カウンセリングを実施中。
お申込みも可能!

当社では語学学校が閉鎖した2020年4月以降も変わらず運営を続けており、今もオンラインを中心に留学カウンセリングを実施。
スタッフがセブ島に滞在していることもあり現地の状況だけでなく、新しくオープンしたレストランなどについても引き続き情報発信を続けています。
未だにフィリピンの最新情報を発信する留学エージェントはほとんど無いはずです。

お申込み後、コロナによるキャンセルはキャンセル料無料で対応中

留学再開後にすぐ希望の語学学校へ行きたいという方は今のうちからお申込いただくことも可能です。
また万が一コロナの影響により入学が出来ない場合(お客様都合を除く)はキャンセル料無料で返金させていただきます。
過去1年間、コロナの影響で返金が行われなかったエージェントもあるようですが当社は学校から返金のあったお客様については2020年夏時点で全て返金が完了しております。
他事業も積極的に展開しているため経営も安定しており、安心して留学いただける環境を整えております。

留学前に英語の勉強をしておきたい方にはオンライン留学もご案内中


今のうちからしっかり英語の勉強をしておきたいという方にはオンライン留学がオススメ。
当社はフィリピンにある20以上のオンライン語学学校と提携をしているため、お客様に合ったプランを提供可能。
「平日は毎日4時間勉強したい」「週末だけレッスンを受けたい」「週に2回都合のつく日だけ」「毎朝15分だけ」といったご要望にも応じております。
詳しくは以下の記事も参考にしてみてくださいね。

オンライン留学オススメ校9選!!

現在のセブ島の様子

セブ留学アカデミー現地スタッフによるセブ島の最新情報です。

セブ市・マンダウエ市・ラプラプ市を含むセブ島全域:MGCQ(Modified General Community Quarantine )修正を加えた一般的なコミュニティ隔離措置を継続(2021年5月31日まで有効)。
ショッピングモールや飲食店は営業を再開しており、家族で外食に出かける人たちの姿も見られます。

ちなみに先日私の友人(30代の男性と女性)がFacebookでワクチン接種をしている写真をUPしていました。特に医療従事者ではなかったと思いますが、フィリピンでは既に若い方でも接種がされているんですね。
ちなみにフィリピンの各地域での感染症の対応については在フィリピン日本国大使館のWebサイトにて確認することができます。
気になる方はチェックしてみて下さい。