「フィリピン留学に行きたいけれど、まとまったお金を用意できない」

そんな理由で留学を諦めていませんか?

フィリピン留学は欧米への留学と比較すると費用を抑えやすいのが魅力ですが、それでも授業料や滞在費、航空券、現地費用などを合わせると、数十万円以上のまとまった資金が必要になります。

そこで知っておきたいのが、「教育ローンを利用して留学する」という選択肢です。

実は教育ローンは、大学や専門学校への進学だけではなく、条件を満たせば海外留学にも利用できます。

「お金が貯まるまで留学を延期しよう」と考える前に、教育ローンという方法があることも知っておきましょう。

教育ローンとは?

日本政策金融公庫HPより

教育ローンとは、銀行や日本政策金融公庫などが提供している、教育に必要な費用を借りるためのローンです。

代表的なものとして、日本政策金融公庫の「国の教育ローン」があります。

国の教育ローンでは、一定の条件を満たす海外留学について、学生1人につき最大450万円まで融資を受けることができます。

2026年7月現在の金利は固定金利で年4.05%。海外留学の場合は3か月以上の留学も対象となっています。

※利用には世帯年収などの条件や審査があります。制度・金利は変更される場合がありますので、申込み前に必ず最新情報をご確認ください。

フィリピン留学にも教育ローンは使える?

条件を満たせば、フィリピンの語学学校への留学でも教育ローンを利用できる可能性があります。

教育ローンの対象となる費用は授業料だけとは限りません。
学校納付金のほか、受験費用、住居費、教材費、パソコン購入費など幅広い教育関連費用が対象となる制度があります。

フィリピン留学の場合、学校の授業料と寮費がセットになっていることが多いため、留学費用としてまとまった資金が必要になります。

例えば、

「3か月留学したいけれど、あと50万円足りない」

という場合。

50万円を貯めるために半年~1年間留学を延期する方法もありますが、教育ローンを利用して予定通り留学し、帰国後に少しずつ返済していくという考え方もできます。

留学する「時間」そのものにも価値があります。

大学生なら就職活動が始まる前、社会人なら転職のタイミングなど、留学には「今だから行ける」という時期があります。

資金不足だけを理由に、そのタイミングを逃してしまう必要はありません。

教育ローンを利用して留学するメリット


最大のメリットは、貯金が十分でなくても留学を実現できる可能性があることです。

特にフィリピン留学は、3か月、6か月と期間を長くすることで英語に触れる時間が大幅に増えます。

「予算がないから4週間にする」のではなく、教育ローンを利用することで、本来希望していた12週間や24週間の留学を選択できる可能性もあります。

また、手元の貯金をすべて留学費用に使わずに済むこともメリットです。

海外生活では病気や予定変更など、予想外の出費が発生することがあります。貯金をすべて使い切って渡航するより、ある程度の生活防衛資金を残しておくという考え方もできます。

そして何より、「お金が貯まるまで待つ時間」を短縮できることは大きなメリットです。

英語力を身につけることで転職や海外就職、ワーキングホリデーなど、その後の選択肢が広がる人もいます。

教育ローンは単なる借金ではなく、将来の可能性を広げるための「教育への投資」と考えることもできます。

一方で、教育ローンにはデメリットも

もちろん、教育ローンは誰にでもおすすめできるわけではありません。

一番のデメリットは、借りたお金には返済義務があり、利息も発生することです。

例えば「借りられるから」という理由だけで必要以上に高額な留学プランを選ぶのはおすすめできません。

帰国後の収入や毎月の返済額を考え、「無理なく返せる金額はいくらなのか」を事前に確認しておくことが大切です。

また、教育ローンには審査があります。申し込めば必ず融資を受けられるわけではありません。

国の教育ローンについても、世帯年収などの利用条件があります。

さらに注意したいのが、すべての語学学校・すべての留学期間が対象になるとは限らないことです。

希望するフィリピン留学が教育ローンの対象になるかどうかは、必ず金融機関へ事前に確認しましょう。

「貯まってから留学」だけが正解ではありません

留学費用を貯金してから渡航することは、もちろん理想的な方法のひとつです。

しかし、

「あと100万円貯まるまで2年間待とう」

と考えているうちに、仕事や結婚、子育てなどで環境が変わり、留学そのものが難しくなってしまうこともあります。

特に20代・30代の数年間は、キャリアを考えるうえでも大切な時期です。

だからこそ、

「お金がない=留学できない」

とすぐに結論を出す必要はありません。

貯金、奨学金、教育ローンなど、留学費用を準備する方法はいくつもあります。

大切なのは、「借りるか、借りないか」ではなく、留学によって得られる経験と、帰国後の返済負担を比較して、自分にとって価値のある投資なのかを考えることです。

費用を理由にフィリピン留学を諦める前に、一度相談してみよう

フィリピン留学は、英語力を伸ばすだけではありません。

海外で生活する経験、新しい価値観との出会い、帰国後のキャリア、ワーキングホリデーへの準備など、その後の人生を変えるきっかけになることもあります。

「留学したい。でもお金が足りない」

そんなときは、すぐに諦めるのではなく、教育ローンを含めた資金計画を考えてみてください。

“お金が貯まったら留学する”から、“留学するために資金をどう準備するか考える”へ。

教育ローンを上手に活用することで、これまで費用面で難しいと思っていたフィリピン留学が、現実的な選択肢になるかもしれません。

※教育ローンの対象条件、融資額、金利、返済条件などは金融機関や申込者によって異なります。実際の利用にあたっては、日本政策金融公庫や各金融機関の最新情報をご確認ください。