皆さんこんにちは!セブ留学アカデミーの早川です。

今回はフィリピンの格安校と言われる語学学校で最近起きているちょっと困った問題についてご説明します。
この問題、多くの人にとってはあまり喜ばしくないことです💦
留学する時になるべく費用を抑えたいというお気持ちは皆さんあると思いますが、
今からお話することを踏まえて学校選びを検討していただきたいと思います!

格安校・激安校で起きているある現象とは

料金の安い語学学校でいまどういった問題が起きているのか?

それは「日本人比率が高くなってきている」ということです!!!

なぜそのようなことが起きているのか、明確な理由を学校に聞いたことはないのですが、
僕なりにいくつか理由を考えてみました。

理由その1・集客力が強くないので国籍コントロールができない

1つ目の理由は学校の集客力の問題です。
いきなり辛口な意見に聞こえるかもしれませんが、これは事実だと思います。
フィリピンの語学学校は1年中生徒を募集しているため、
夏休みや春休みの繁忙期だけでなく、4月~6月、9月~12月のオフシーズンも学生寮のお部屋を埋める必要があります。

セブ島を中心に、人気の学校というのはオフシーズンでも生徒が沢山います✨

そういった学校は特定の国籍が偏ることを避けるため、受け入れる生徒の国籍をコントロールしています。

例えば、学校のお部屋が空いていたとしてもこれ以上日本人生徒を入れると50%を超えてしまうからストップします、といって断られます。
これができるのは人気なだけでなく、幅広い国から生徒を集められる集客力があるからです!
逆にそこまで集客力がない学校は、国籍コントロールが難しいので、
空室を埋めることを最優先するあまり、国籍関係なく積極的に申し込みを受け付けています。
最近は韓国系学校でありながら、日本人が一番多い学校も沢山あります💦
30%から、時期によってよほど多くても40%くらいまでには抑えたいのが本当のところですね。

理由その2・日本人にとっての留学の需要が上がった

実はコロナから再開直後から最も積極的にフィリピン留学に来ているのはどこの国か?
それは日本なのです。

欧米留学に行くのはコストもかかりますし、
パンデミックの時期から若者を中心に将来に不安を抱える人が増えただけでなく、シニア層や子どもの留学においても、「留学ができるうちにしておこう」という考えが広まりつつあります。

加えて、いまだ世界有数の経済大国でありながら国民の大半が英語を話せないという珍しい国ですから、日本人が海外留学の必要性を感じるのは当然のことです。

理由その3・円安の影響

多くの日本人が安い学校を選ぶ理由としては、やはり円安の影響は否めません

現在2024年6月の段階で1ドルは157円ほどしていますが、
フィリピン留学業界が過去最高のピークといわれていた2019年の1月は1ドル110円くらいでした。

当時の料金と比較すると、2024年時点の激安校と言われるイロイロやバコロドの語学学校と、現在セブ島でトップクラスの人気校の2019年の料金はそれほど大きく変わらないのです。

今は残念ながらセブの人気校と地方都市の学校では1ヶ月あたり5万円以上も変わるので、コストを気にする日本人が格安校に流れるのは仕方のないことです。

しかし安い学校というのは残念ながら費用が安い分、学校運営に予算を回すことが難しいので、サービスの質も低下しがちです。
大きな声では言えませんが安い学校ほど生徒さんから学校に対するクレームがでやすい傾向にあります。

まとめ

今回はフィリピンの格安校、激安校で起きている日本人比率急上昇というお話をさせていただきました。
必ずしも日本人が少ないことが良い学校とは言いませんが、それでも積極的に外国の生徒たちと交流を望む人にとってはぜひ考慮していただきたい事実です。

今回お話したことに該当する学校がどの学校なのか、それは無料カウンセリングでお伝えしておりますので、興味のある方はセブ留学アカデミーWebサイトやLINE公式アカウントまでお問合せください。