こんにちは、セブ留学アカデミーの浦崎です。

国境の規制緩和が進むにつれ、ありがたいことに最近では2カ国留学のお問い合わせが増えています。

ワーホリ前のフィリピン留学は何ヶ月行こうかと言うことで悩む方もたくさんいらっしゃるはずです。

結論から言うと、、、

「ワーホリ前のフィリピン留学は最低でも3ヶ月」 をおすすめします!!

セブ留学アカデミーのYouTubeチャンネルでもこちらについては話しているわけですが、

今回はワーホリ前の留学は最低でも3ヶ月行くべきという理由について、もっと詳しく掘り下げて説明していきますね。

フィリピン3ヶ月で身につく英語力とは?

ワーホリ前にフィリピン留学を3ヶ月おすすめするということはつまり、3ヶ月でワーホリ先で求められる最低限の英語力は身につけられるということなんです。

正直、スタート地点の英語力や、フィリピンでの学習の頑張り具合によって個人差があると言えます。

以下はセブ留学アカデミーとして考えるフィリピン留学での英語力の推移です↓

いろんなエージェントさんや英語学習サイトがどれくらいの期間でどれくらいの英語力がつくのかという指標を出していて、
書いてあることは本当にバラバラですよね。

こちらはあくまでも実際に留学経験のある弊社スタッフとこれまで数多くのお客様たちを見てきた中で私たちが考える指標になります。

フィリピン留学1ヶ月の英語力

1ヶ月というとまだフィリピンでの学校の生活や周りの英語環境に慣れてくる頃。

授業で一緒になる先生とも緊張が解け仲良くなってきている頃なので、
英語が話せるようになるというよりかは、間違えながらでも英語を話す度胸がついてく頃だと言えます。

授業で「How are you?」「What did you do over the weekend?」
というような質問は必ずされることになると思いますが、
何をしたか、どこへ行ったか、楽しかったかなどは伝えられるくらいにはなります!

授業で基本的なシンプルな文法を学んでいる時期なので、
簡単な文法と日頃よく使う単語を組み合わせながら、間違えてでもゆっくりでも自分の意思を表せる頃です。

正しく話すというよりかはわかる単語を繋げながらうまくコミュニケーションをとるといったところでしょうか。

耳も先生がゆっくりとはっきりと話してくれることがわかってきて、
わからない単語はあるものの調べながらも理解していける時期でしょう。

やっと慣れてきたと言えるかな?という時期なので、ここで留学を終えるのは勿体無い!というのが正直な意見です。

フィリピン留学2ヶ月の英語力

2ヶ月経つと生活面で不便がなくなるほどの英語力がつきます。

2ヶ月目は1ヶ月経ってやっと慣れてきた生活の中で、勉強に集中出来る頃なんですね。

おそらくこの頃には、復習や宿題のこなし方にも慣れてきているので、気持ち的にも余裕が持てて自主学習や自分での学習の仕方が確立しているはずです。

英語を話すことにおいては1ヶ月を終えた頃に比べてスムーズに英語が話せるようになると思います。

もちろんスムーズと言ってもゆっくりであったり間違いはありますが、
1ヶ月を終える頃は未だ頭の中で1度日本語で考えながら英語に変換するというように頭の中が働くことがほとんどだと思います。

ただ2ヶ月を終える頃には少しずつ頭の中での日本語からの英語への変換が速くなっているでしょう。

これで十分と考える方もいるとは思いますが、
じゃあここの英語力で何かトラブルが起きた際に解決できるほどの英語力が身についているかというとそれはまだ難しいでしょう。

2ヶ月で全ての文法を網羅できるわけではないですからね。

フィリピン留学3ヶ月の英語力

3ヶ月経つと日常英会話ができるようになります。

日常英会話ができるようになるってどんなもんなんだ?と疑問に思いますよね。
例えば、友達とのたわいもない会話であったり、海外旅行先でお店の人や旅先で出会った人たちと何往復かの会話が難なくできるレベルにはなります。

英語話者と話をしていて知らない単語はまだまだ沢山出てくるかとは思いますが、日常会話で使うような言葉は大体は覚えられ、日本語で「何っていうんだっけ?」と考えながら話すこともなくスムーズに会話ができると言えます。

ただし、英語で行われる大学の授業で必要なアカデミックな英語や、仕事で海外の企業とビジネスの交渉をするのに使える英語力まではまだまだ達していません。

つまり、普段身の回りで起きる身近な話題についてであれば対処できる英語力ということです。

なぜワーホリ前は3ヶ月がおすすめなのか?

ではなぜワーホリ前のフィリピン留学が最低でも3ヶ月行くべきなのかというと、

初心者の方がフィリピン3ヶ月で身につくほどの英語力がないと

  1. 仕事が見つからない
  2. 職場で苦労する
  3. 銀行や税金に関する申請や手続きなどが難しすぎてうまくいかない

こんなことが起きてしまうんです。

逆を言えば、フィリピン3ヶ月で身につけた英語力があれば、仕事が見つかりやすく、職場でも活躍できてお金も稼げる、タックスリターンなどの手続きもお金をかけて業者を使わず自分でできるようになるんです♪

ワーホリ経験者目線で厳しい意見を言うのであれば、上記で述べた普段身の回りに起きる身近な話題について対処できると言う3ヶ月の英語力でも、まだまだ足りないんじゃないか?と思うこともあります。


ただ3ヶ月で身についたほどの英語力があれば、ある程度のコミュニケーションは取れるので仕事もかなり上級レベルの英語が求められているわけでなければ見つか流わけです!

例えばジャパレスで求められる英語力は大体中級レベルなので、仕事が見つかりますよね!

ローカルのカフェで働きたいのであれば、中級レベルでもその仕事の経験と、人脈、タイミング、愛嬌、運があれば仕事が見つかる可能性も大いにあります!

ワーホリ先でもフィリピンで身につけた英語力をどんどん発揮して生活しながらさらに英語を伸ばしていけるのであれば問題ないです!

ワーホリ先で求められる英語力

じゃあワーホリ先で仕事をするのに求められる英語力ってどうなの?と疑問が出てくるわけですね。

まじワーホリ先で求められる人材はザックリお伝えすると、職場で即戦力になる経験がある、そして英語がしっかり話せる人です。

じゃあそもそも英語を使って仕事をするにはどれくらいの英語力が必要なのかを今から説明します。

ワーホリで英語を使って働くって考えたときに、レストランやカフェで働きたいという方が大半だと思うので①ローカル、②ジャパレスで働くのに求められる英語力、この2つに分けて説明します。

ローカルの場合

英語が難なく流暢に話せる上級レベルあるいは上級寄りの中級レベルです。

女性のバリスタブリューイングコーヒー

そもそもローカルの仕事はオーナーが現地人、そして日本人がいない前提なので分からないことがあっても日本語を使って質問することはできません。

当然ながら、働くスタッフ、お客さんは英語を使うのでそんな環境でも仕事をする上でのコミュニケーションが問題なくとれる英語力が必要です。

ジャパレスの場合

ワーホリの7割、8割くらいはジャパレスで働くことになると思います。

黒い皿に寿司を持っている人

英語を使う機会がほとんどないキッチンハンドなら英語力は求められませんが、ホールで働くなら英語中級レベル以上が理想です。

そして英語力が高いほどジャパレスでは活躍できます!

私が働いていたジャパレスの募集要項を最近見てみたのですが、中級レベルから上級レベルと書かれていました。

ジャパレスでは、スタッフ同士では日本語を使いますが、ローカルと同様で、お客様の案内、オーダー、食事の提供、電話対応、クレーム対応などにはもちろん英語を使います。

日本人スタッフ、ジャパレスとはいえ、ワーホリ先なので、お客さんがスタッフは英語が話せて当たり前と思うのが当然です。理解不足で対応を誤るとクレームにつながることもあります。

英語ができればジャパレスでも大活躍!

私はオーストラリアにいる間、ジャパレスのお寿司屋さんでホールスタッフとして働いていました。職場は楽しい、賄いも美味しくて、英語も沢山使える、とても恵まれた環境でした。
もともと留学経験があり英語はある程度のレベルがあったため、当時働いていた日本人スタッフの中では英語ができる方でした。

バイトに応募した頃のTOEICの点数は830点くらいだったと思います!

ローカル職、募集要項の現実

私もローカルで働くことに憧れを抱いていましたが、ローカルに踏み込むのになかなか勇気が出ませんでした。

カフェの募集要項を見ると、バリスタ経験1年以上、カフェで働いたことがある人!など門前払いも多い。
「YOU MUST BE FLUENT IN ENGLISH」英語が流暢な人
「YOU MUST HAVE AT LEAST 2YEAR EXPERIENCE IN BARISTA」バリスタ2年以上の経験がある人

こんな募集ばかりで、カフェ経験はない、英語も流暢とは言えないし、カフェで働くアジア人留学生なんて見ることもないとチキってローカルは応募すらできませんでした。

ということでまずはジャパレスで働いてみて、途中でローカルに挑戦したらいいと考えたのです。

ジャパレスでの体験談

ジャパレスに行ったら結局英語が使えないのかな?という不安もありましたが、そんな不安はすぐに飛んで行きました。

お客さんは7割ローカルのオーストラリア人、2割は移住している外国人や留学生、日本人のお客さんは1割にも満たないんじゃないかというくらいでした。


オーダーはiPadでのオーダーであったものの、お店にお客さんが来た際の席までの案内、注文の仕方などの説明は全て英語です。

さらに海外のお寿司なのでロールも人気なわけですが、きゅうりを抜いてくれとか、日本らしいお寿司はこれは一体どんなものなのか、お酒はどれがおすすめかなどたくさん質問されます。

聞き取りにくい電話でのオーダー、問い合わせ、さらにクレーム対応も全部英語です。

スタッフでも英語力に差があるわけなので、ここで英語ができた自分は希望通り英語をたくさん使って働けたわけです!

「あのテーブルの人なんって言ってるかわからないんだけど」

「電話かかってきた、聞き取れないからお願い」

「こうゆう時は何って言い方がいいの?」

と英語対応についての助っ人になれていたと思います。
またお客さんはみんなフレンドリーなので、

「そのピアス素敵だね〜、どこで買ったの?」という会話があったり、

ジャパレスなので日本に興味を持ったお客さんもたくさんくるわけで、日本の話をしてくれる方もたくさんいました。

ここで実用的な英語力も伸ばせたと思います!

私は途中でオーストラリア企業でインターンをすることが決まりジャパレスでのバイトを辞めることになりましたが、インターン終了後はローカルに挑戦せず同じジャパレスに戻りました。

「最終的にジャパレス、私のバイト先が最高!」となったわけです。

活躍できる分、シフトもたくさん入れてもらえました♪

英語ができない人のリアル

シフトが減り、職を失う

英語ができなくても、人柄の良さやタイミングによっては働ける人が欲しいと言うことで仕事が見つかる場合もあります。

ただし、それで仕事が見つかっても最終的にシフトが減らされクビになるという方を実際に見てきました。

そうなってしまう理由としては、単純にお店の忙しさに仕事の効率や仕事量が見合っていないと言う能力的なこともありますが、英語力が足りないことで負のループになってしまうということがありました

英語が話せないから結局他のスタッフがお客様対応に回らなければいけない、英語がわからず接客をテキトーに続けていることで最終的にクレームにつながってしまう。

そうなるとお店的にも余計な仕事量が増えてしまうのと、評判も下がってしまう場合もあるので、仕事をやめてもらざるを得ないんです。

タックスリターン大失敗

オーストラリアでは年に1度タックスリターンという税金に関する申請があります。

日本で言う確定申告です!
無料 1040, お金, ことばの無料の写真素材 写真素材大体、ワーホリであれば数万円、他のビザで働いている人は数十万円という金額が返ってくるわけですが、この申請が細かくてなかなか難しいんですね。

失敗をしたくないので手数料を払って代行にお願いする人が多いです。

代行を使わずに自力で手続きをした方で、おそらく申請の記入にミスがあったために、タックスリターンで数十万円もらえるのではなく支払わなければならなくなったという話がありました。

その後は、代行にお願いして修正届を提出し丸くおさまったようですが、これは英語がわからずシステムも理解しないままこれで大丈夫だろうと申請を進めたらこのような結果になってしまったそう。

私はタックスリターンは過去3回全部自分で処理しましたが確かに難しかったです。

他にも私には過去に、銀行口座に人違いで大金が振り込まれていたことや、家の扉を壊して修理、飛行機に財布とケータイの入った鞄を忘れて半日気づかず行動、帰国の際乗り換えの空港でパスポートを無くし帰れないかも、と言うような事故がたくさん起きていますが、全て自力でちゃんと解決できています。

こういうことは事前に防ぐことが大切ですが、問題が起きてしまった時に解決できるくらいの英語力を身につけておくのが安心ですし、そこまでできるようになると自分でも成長が感じられると思います。

ワーホリを成功させるには!?

これまでフィリピン留学3ヶ月でどれくらいの英語力がつくのかという具体的な説明と、ワーホリ先で必要となる英語力や英語力が足りなかったらどうなるかというリアルな話をお伝えしました。

それを根拠にやはりワーホリ前のフィリピン留学は最低でも3ヶ月行くことがおすすめなんです!

ワーホリを自分で納得のいく結果にする、成功させるにはやはり英語力は必要です!

またワーホリでも就学が認められているため、仕事を見つける前に語学学校に通うことができます。

例えば、オーストラリアは約4ヵ月(17週間以下)、カナダは最長6ヵ月語学学校に通うことが認められています。

ですが、欧米圏の語学学校は授業が半日で終わるかつ、グループ授業、費用も高め。
それに対して、1日8時間のうちの半分がマンツーマン、費用も抑えて効率よく勉強ができるということで、まずはフィリピン留学に行く方がたくさんいらっしゃるんですね。

フィリピンで十分な英語力を身につけられれば、2カ国目で学校に通わなくても済む、そして英語力があることで仕事も見つかり職場でも活躍できるわけです!

個人的にはフィリピン留学を最低3ヶ月、そしてワーホリ先ではコミュニティづくりのために1ヶ月くらいは語学学校に通うとその後が生活しやすくなるかなとは思います。

ワーホリ先の学校も1ヵ月でも通えば現地のネイティブ英語にも慣れることができますし、なによりいろんな国からの友達ができます。
仕事だけだとなかなか出会いも少ないと思うので、ワーホリ生活をより楽しくするための人脈を広げるという意味でも学校に通うのはおすすめです。

まとめ

と言うことで、ワーホリ前のフィリピン留学は3ヶ月以上がおすすめな理由について、リアルな体験談をもとに説明してみましたがいかがでしたか?

ワーホリは、あたりまえですが英語環境の中で生活をします。それにお給料をもらって働くとなれば、仕事をする上で最低限の英語力が必要です。

仕事を見つけるのも、仕事をするのもそんなに甘くはありません!

じゃあそのワーホリ前に必要な英語力をフィリピンで身につけるなら、1ヶ月、2ヶ月でも足りなくて、最低3ヶ月は欲しいんです。

もちろん仕事をしずにワーホリは好きなことをして思いっきりたのしむ、英語はいいからいろんな国の人と関わって世界を広げたい、それもいいでしょう。

ただしワーホリ先で仕事をする、世界中の友達を作っていろんな文化を知る、日本に帰ってきてから英語を活かす、そのツールとして英語は必要なんです!

セブ留学アカデミーでは、フィリピン留学はもちろんですが、ワーホリ含む2カ国留学のサポートも行っています。

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