当社では開業以来ほぼ毎月フィリピンへ行って現地の学校や周辺視察を行っております。その模様は極力このブログでご紹介するようにしておりますが、なぜここまで頻繁に視察をするのかと聞かれれば、それはやはりフィリピン留学が目まぐるしく変化しているからです。

 

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いまでもほぼ毎月の視察は欠かしません。

 

変わるフィリピン留学ののトレンド

まず今回の出張で感じたのは、語学学校のトレンドに変化が出てきているということです。

詳しく言えば、その流れは日系の語学学校に起こっているといえます。

フィリピン留学のトレンドを簡単にまとめると、

 

2000年代前半   フィリピン留学の登場。ほとんどの学校が韓国人によってスタート

2000年代後半   日本人もフィリピン留学に注目。しかし、留学先は前述の韓国系学校。

2010~2012年   日系の語学学校が進出。主に従来の韓国系学校で日本人学生が不満を抱えていた施設の清潔さ、食事(日本食中心)などをウリにした。

日本からの留学生は4000人(2010年)→1万人(2012年)

2013~2014年  日系学校の台頭と共に、韓国系学校で競争からはじかれた学校が倒産、もしくは日系学校による買収。日本からの留学生は1万人(2012年)→3万人(2014年)

 

そして2015年現在は…

では2015年現在はどうかというと、相変わらず日本人留学生の数は増え続け、今年は3万5000人を超えると言われております。

同時に語学学校の競争も激化しており、特徴のない学校が淘汰されるになってきました。

 

特に日系学校では社会人向けの学校や、遊びでなく英語学習に重点を置く学校、ビジネス英語を学ぶ学校、医療英語を学ぶ学校、高級感のある施設が特徴の学校など、それぞれの学校がオリジナリティを打ち出してきております。

 

専門性を売っている分、どうしても生徒の収容人数では従来の韓国系学校のように200人~500人というわけにはいきませんが(大体は50~150名程度)、それでもこうした学校は今のところ経営も順調のようです。

 

一方、韓国系学校では

韓国からのフィリピン留学生の数は現在も日本人の倍近くいるとされています。

韓国系学校の現状としては、「増え続ける日本人留学生を受け入れたいが、従来の主要顧客である韓国人留学生も大事」という本音があるため、私たち日本人にとっては大きな変化を感じられない状況です。

 

もともと学校運営に力を入れているところは今も好調で、新しいキャンパスを建設中という学校もあります。

しかし、この流れについてこれない学校はドロップアウトしてしまっています。

前述の淘汰されていく学校というのは韓国系学校に多いのです。

 

学校は突然潰れる

笑えない笑い話ですが、先日ある語学学校のFacebookページを見たら、「当校は閉鎖することになりました。今までありがとうございました。」という投稿を偶然発見しました。

当社でも代理店契約は結んでいた学校だけに、あまりの突拍子のなさに唖然としてしまいました。われわれエージェントになんの通達もなく、突然閉鎖だなんて。

 

以前に視察した時に、「ピークの時期の割にかなり生徒が少ないな。これはひょっとして…」と考えていたため、お客様への紹介はストップしていた学校でしたが、もし当社のお客様が留学中だったら、と思うと恐ろしい話です。

逆に多くのエージェントでは学校視察が年に1.2回という会社ばかりなので、そういった会社はこの状況を把握しておらず、授業料返金などのトラブルがあったかもしれませんね。

 

まとめ

今後も日本人のフィリピン留学が増えることが予想され、競争は避けられなくなるでしょう。

当社としましてもオリジナリティがある学校をお客様にご紹介していくことで、ニーズに合った留学をサポートしていきたいと思った次第であります。会社規模ではまだまだ発展途上のエージェントですが、情報量だけは他社にも負けないと自負しております。

今後も邁進していく所存です!

 

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