こんにちは!セブ留学アカデミーです。

先日から8月23日(日)でのTOEICセミナー開催について、ご報告させて頂いております!

TOEICのスコアアップの方法が分からない方や、英語の学習方法について自信が持てず継続出来ないとお悩みの方に、オススメの講座です!

是非以下の詳細チェックしてみてください!

【 TOEIC600点超え目標】8/23(日)TOEIC 1DAY完結セミナー開催 in 名古屋オフィス

また一定以上のスコア層において、TOEICスコアと年収が相関関係あるほど、ビジネスパーソンにとってTOEICスコアと英語スキルが最重要であることについてもお話ししました。

【TOEIC】600点有るか無いかで、今後のキャリアが大きく変わる

そして今回は、学習に長年取り組んでいてもTOEICのスコアがなかなか上がらない理由についてお話していきます。

英語活用実態調査2019による考察

今回も、一般財団法人国際ビジネスコミュニケーション協会(IIBC)による「英語活用実態調査2019」という大規模な調査の結果にしています。

この調査は、TOEICを活用している企業における英語教育・英語活用について調べ、ビジネスパーソンの英語学習方法などを調べたものです。

学習方法の違いによるスコアの違い

ビジネスパーソンの英語学習状況について見ていきます。


IIBCホームページより引用

注目したいのは、表内の600点未満と600~800点未満の学習時間について。それぞれ平均の1週間あたりの学習時間は2時間と40分程という結果です。

800点以上の層の平均学習時間は6時間を超え、全体と比べ優位に高いこともあり、点数の違いがあることは容易に理解出来ます。

しかし、600点未満の層と600~800点未満の学習時間は同じにも関わらず、スコアには大きな違いが出ているという状況。ではなぜ点数にそれほど違いが出るのか?

結論としては、600点未満の層と600~800点未満の層では、学習方法が明らかに異なりました!

その学習方法についての結果が、以下の図です。

IIBCホームページより引用

折れ線グラフを見て分かる通り、600点未満の層と600~800点未満の層の学習方法について、「英語の新聞や雑誌・ウェブサイトを読む」と「CDなどの英会話教材」、「テレビやラジオの英語講座」の項目において大きな違いがあります。

教材に頼りすぎる低スコア層、生きた英語に触れる高スコア層

600点未満の層のうち3割ほどは「CDなどの英会話教材」に取り組んでいるようですが、600点以上の高スコア層は教材に取り組む割合は圧倒的に少ないです。

反対に高スコア層は「英語で映画や動画を見る」、「英語の新聞や雑誌・ウェブサイトを読む」、「オンライン英会話」などいわゆる生の英語に触れているようことがよく分かります。

つまり多くの場合、低スコア層は取り敢えず教材を手に取り学習に取り組んでみるが、スコアに繋がっていないということが考えられます。

所謂”勉強”ではスコアアップ出来ないTOEIC

大学受験において名門大学に合格する者たちがよく言う勉強方法として、まずは“赤本”から取り組むと言う話を聞いたことがある。赤本というのは、それぞれの大学入試の過去問が載っている問題集です。

理由としては、まずは相手を知るため。相手を知り、問題の傾向を理解することで、取り組むげき学習方法が分かるからです。

しかし、事TOEICに関しては、過去問を解いてもあなたが取り組むべき学習方法が明確になりにくいです。

なぜなら、問題の傾向が分かっても、解けない問題がなぜ解けないのか理解出来ていないとスコアアップは出来ないからです。

加えて、特に初めてTOEICに取り組む場合時間との戦いになるため、問題集を解いても全ての問題を解答することは出来きません。しかし解き終わったので、取り敢えず採点してみるんですよね。

ここで、誤った考えに至る場合があります。点数が取れなかった理由は、最後まで集中力が持たなかったからとか、まだまだ読む力が足りない(パート7が最後まで読み終わらず、最後の20問に解答出来なかった)から、経験を積んでもっと集中力を高める、あるいは速読の訓練をして、次こそは回答できる範囲を増やしてスコアアップを目指そうと言う論理。だから、もっともっと公式問題集など模試の経験を積もうとするわけです。

これは全くの間違いです。まず考えるべきは、手が届かなかった20問ではなく、解答したのにこぼれ落ちている問題です。

例えばスコアが400点だった場合、正答率で考えると4割程度の結果です。つまり、正解出来る可能性がある問題があと100問以上もある状態です。

果たしてこの100問、あなたが早く英語を読めさえすれば正解出来るんですかね?問題集を解き続ければ、傾向が分かって解けるようになるんですかね?

恐れくNOだと気づいている人は多くいますよね。まず重要なのは、今正解出来ていない問題をどのように学習に取り組めば解けるようになるのかを理解することが重要です。

高スコア層は通勤の移動中でも学習が出来る

では、高スコア層はどのように学習しているのか見ていきます。


IIBCホームページより引用

高スコア層は移動中の電車やバスでの学習時間が他に比べ圧倒的に高く、7割の人が実践していることが分かります。

既述の英語の学習方法の表でも見せた通り、高スコア層は「英語で映画や動画を見る」「英語の新聞や雑誌・ウェブサイトを読む」「オンライン英会話」に取り組む割合が多かったですよね。つまり、移動中にスマホなどを利用し、動画を観たり英語の文章を読んだりして学習していると考えられます。

それが、彼らが正解出来なかった問題を拾うための学習方法だと理解しているからですね。

どこでも学習出来るポイントを理解しましょう

繰り返しになりますが、TOEICに対して初中級者がとにかく闇雲に問題集を何度も解くという学習方法は非常に非効率です。何となく正解した問題や解答を確認して、次は確実に解けるような気になってしまうのがTOEICです。何となく伸びてきた気はするが、実際には身についておらず、実際は足踏みしてしまっている人が非常に多いのが事実です。

ここまでお話した通り、自身のレベルに対応している学習方法で対策に取り組むことが最も重要であり、高スコア層はそれを理解をしています。

そこで、TOEIC初中級者の方には現在自分の出来ていることを把握し、解けない問題がなぜ解けないのかを理解し、その出来ていない部分を伸ばすための学習方法を習得して頂きたいと思っています。

そのためのTOEICセミナーがこちらです。

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