フィリピンへ留学するにあたり、「ビジネス英語を学びたい」という人が非常に多くいます。

もちろん語学学校でビジネス英語を学ぶこともできますが、大半の人が「特に仕事で英会話を行うことはないけど、海外の取引先や子会社から英語でメールが来るので対応する必要があって…」という場合がかなり多いです。

私自身も仕事柄英語でメールを行うことが多いですが、その時に重宝している本があるので今回ご紹介したいと思います。

 

「最新ビジネス英文Eメール辞典」がすごい。

 

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「最新ビジネス英文Eメール辞典」(クデイラ・アンド・アソシエイト=編、朝日出版社=発行)が非常に便利です。

思わず書店で手に取ってしまうほどの分厚さ。なんと797ページ!

しかも値段が3700円+税ということで、一体どれほどのクオリティなのかと疑ってしまいました。

 

テーマごとの例文が沢山。しかもかなり細かいシチュエーションにも対応

 

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実際に(3,700円+税を支払って)読んでみると、ビジネスメールの各シーンに応じた文例が載っていますが、それぞれのシチュエーションの細かいこと…。

例えば「お礼」という項目1つをとっても、「出張先でお世話になったことに対するお礼」、「招待と贈り物に対するお礼」、「契約調印記念式でもらった記念品に対するお礼」など多岐にわたります。

「価格交渉」という項目では、「値上げを伝える」、「値上げ延期願いを断る」、「わずかな額の値下げ要求の理不尽さをさとす」など、ビジネスマンなら誰しも一度は経験のあるシチュエーションも完全に網羅されています。

 

実践として活用できるが英語学習ツールとしても最適

例えば実際にビジネスシーンで英文メールを書かなくてはいけなくなった場合、この本の目次を見れば大半の事例が載っているため、あとは自分のシチュエーションに応じて文章をアレンジすればOK。

しかし英語学習ツールとして利用することも十分可能だと思います。

例えば私の場合、日本語の文章をまず読んで自分なりに英訳してみます。

 

まずは日本語の文章を自分なりに英訳してみる

まずは日本語の文章を自分なりに英訳してみる

 

英語中級レベルの人であればボキャブラリーや文章の書き方はさておき、平易な単語を使いながら何とか文章を書くことはできるかもしれません。

一通り自分で文章を書いてみた後で次のページに書かれている英文例を読んでみて、それを書き写してみましょう。

もちろん漫然と書き写すのではなく、どのような単語を使っているのか、相手の心情を害さないようにいかに丁寧な表現を用いているか、などを意識しながら書いてみましょう。

 

正しい文例を書き写すことが大事

正しい文例を書き写すことが大事

 

私はこのスタイルのライティング学習をIELTSの時にも行っていました。

初めから正しい英文を読んでもなかなか頭に入ってこないため、まずは自分で下手でも良いから文章を書いてみることが大事です。

その上でネイティブがどのような表現を用いて文章を書くのか、自分の文章と比較しながら真似してみると良いと思います。

これなら日本でもビジネスメールを学ぶことができますね!

ぜひ活用してみてください。

 

 

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