こんにちは!
セブ留学アカデミーの早川です。
今回は新型コロナウィルス(COVID-19)でなかなかフィリピン留学の予定が立てられない、留学の申込みをしてからキャンセルした場合の返金が心配、という方向けに当社の返金方針について紹介いたします。

3月からフィリピンの語学学校が休校になってしまい、留学生も語学学校も留学エージェントも大変な状況となりました。
ネット上ではそれぞれの語学学校の対応や留学エージェントの対応についての議論も白熱しています。
「セブ留学アカデミーで留学申込みをしたいのですが、返金規定はどのようになっていますか?」という質問も多く頂戴しているため、これから説明していこうと思います。

そもそも予想外だったフィリピンの語学学校の閉鎖命令

3月にフィリピンの語学学校が閉鎖となった時、多くの語学学校が混乱に陥ってしまいました。
なぜならほとんどの学校が当初心配していたのは
「新型コロナウィルスの影響で日本人がフィリピンに渡航できなくなったらどうするか?」
「フィリピン行きの飛行機が飛ばなくなったらどうするか?」といったことでした。

しかし実際は入国禁止措置や渡航制限よりも先にフィリピン政府によって「語学学校の閉鎖」が決定してしまったのです。
そこから語学学校ではまず留学生を帰国させる必要が出たのですが、この場合のキャンセル規定をあらかじめ用意していた学校はほとんどありませんでした。

そんな中で語学学校が出した対応方針は例えば以下のようなものです。

①学校対応の良い例

・残りの留学期間分の全額返金(これがベストな対応ですがさすがに大半の学校が出来なかった)
・残り留学期間をそのままキープして、次回留学した時にそのまま使用可能にする
・上のキープ期間に加えてさらに1週間留学可能にする
・入学前のキャンセルはキャンセル料無料

②まあまあの例

・残り留学期間のうち75%を返金(25%はキャンセル料として徴収)
・残り留学期間分は無料でオンラインのマンツーマンレッスンに変更
・入学前キャンセルの場合は入学金(15,000円程度)以外は全額返金

③学校対応の悪い例

・残り留学期間分の返金は無し
・残り留学期間のうち20%のみ返金
・入学前にキャンセルした場合でもキャンセル料が30~60%ほど発生

今回のコロナ騒動で最もトラブルになっているのは③のケースだと思います。
現状、当社では③のような顧客トラブルは発生していません。

セブ留学アカデミーの対応方針について

入学前に渡航制限や入学不可となった場合

当社では上記ケースの場合はキャンセル料は無料。
ただし既に入金済みのお客様については振込手数料262円はお客様負担。
また海外送金手数料が発生する語学学校については別途3,000円のキャンセル料。
残りの費用は全額お客様の銀行口座へ返金しています。
語学学校から返金があり次第3営業日以内に返金しております。
※渡航制限がかかっていない状況でお客様都合によるキャンセルされた場合は通常のキャンセル規定が適用されます

 

学校から入金があった日にお客様へ即、返金。

 

入学後に学校が休校or強制帰国となった場合

当社のキャンセル料は無料。
残り留学期間分については学校の返金規定に合わせて返金もしくは再入学時のレッスン保証(各学校による)。

お申込み後に入学時期を変更する場合

変更手数料は無料。ごく一部の学校で変更料金が発生するケースがありますので詳しくはお問合せ下さい。

返金に際しての注意点!

さて留学費用の返金についてですが、いくつか大前提として認識していただきたい事があります。

学校が定める返金額以上に当社がお支払することは出来ません

当社はもともと留学事務手数料無料のエージェントです。
学校の返金規定で定められた金額以上に当社が返金を行うことは出来かねます。

学校から返金がされてから返金手続きを行います

返金プロセスはあくまでも「学校→当社→お客様」となります。
また語学学校によって返金時期が異なり、長い所では「半年~1年先」になる場合もあります。
トラブルを避けるためにも予め当社までお問合せください。

当社の現状と、代表の雑感について

まだまだ不安が残る状況ではありますが、まず当社の状況について。
当社は現在も営業を続けており、留学のお問合せについても受付中です。
これまで東京・名古屋・大阪のオフィスで行っていた留学説明会やカウンセリングについては、Webカウンセリングという形で個別対応にて毎日対応中です。
Webカウンセリング予約はこちら

3月、4月に留学をされていたお客様については、帰国希望者は全員無事に帰国も確認出来ています。
一部、そのまま学校に残って英語学習を続けたいという方もみえますので、そちらのお客様については現在も留学継続中です。

また返金トラブルは特に発生しておりません。
学校から返金があったお客様については既に全員返金済みです。
資金繰りのためにお客様の留学費用を溜め込むようなことはいたしません。
ただし学校からまだ返金がされていないケースについてはまだお客様にお待ちいただいており、こちらについてはご迷惑をおかけしております。

もともと当社では学校のお見積書発行時と、ご請求書発行時に必ず学校の返金規定は確認していただいております。
事前に確認をしなかった人を除けば「そんな話は聞いていない!」というトラブルはありません。
また当社の返金規定についてはお申込みページに留学約款として記載があります。
当社の留学お申込みページはこちら

オンライン英会話も提供中

また、留学は出来ないものの自宅で英語学習を継続したいお客様にはオンライン英会話やオンライン留学プランもご案内しています。
ここに来てオンラインのお問合せは社会人だけでなく学生やキッズも合わせて非常に増えています。

オンライン英会話サービスについて

オンライン留学サービスについて

学校への定期視察については一定の成果が出ている

当社では創業以来こだわっていることがあります。
それは語学学校への定期視察です。
代表の私だけでなく当社の全スタッフがフィリピンへ行き当社の提携校(約60校)を訪問しています。
2019年3月から2020年3月の1年間でスタッフ4人計10回も出張に出ております。
「定期訪問なんてそれほど重要なの?」という疑問を持たれるかもしれませんが、当社にとっては非常に重要なことです。

当社スタッフによる語学学校の定期訪問

訪問にこだわる理由は、お客様に最適な語学学校を紹介させていただくために留学生の学習環境や生活環境をしっかり確認する、というのが第一ですが、同じくらい気をつけているのが「語学学校の経営状況の確認」です。
学校オーナーとミーティングを行い経営状況について話し合うのと同時に、自分たちの目で学校内部の現状を確認します。
例えば繁忙期にあまり生徒が集まっていない語学学校や、十分にスタッフの人数が確保されておらず生徒対応が遅れる学校もあります。
そういった学校にお客様を紹介するのは私たちにとっても不安です。
当社ではこうした学校は一定期間ご紹介をストップさせていただいております。

当社ではこれまでにお客様の留学中に語学学校が倒産したという事例は1件もありません。
一方で「この学校は経営状況が怪しいな…」という学校が実際に倒産した事例は何件かあります。
今回のコロナ騒動でトラブルが多発している留学エージェントは、私が知る限り大きな会社で大半の社員が現地視察を行っていない会社です。

当社で今のところ大きなトラブルが出ていない理由に、この定期訪問の成果があるのではと考えています。
「そんなに視察出張ばかりして、経費がもったいないのでは?」と同業他社や語学学校からも苦笑いされてきましたが、このこだわりに関しては今後も継続していきたいと思っています。

今後のフィリピン留学について

結論から言いますと新型コロナウィルスに関する今後の見通しについては何とも分かりません。
前例の無いことですので、当社ではこれまでも一貫してウィルスそのものに関する言及はあえてしておりません。
そして今後のフィリピン留学の計画に関しては、
「政府の方針」「航空会社・旅行会社の方針」「語学学校の方針」「エージェントの方針」の4点を確認しておく必要があります。

飛行機に乗ることはできてもビザが発給されなかったり、学校が入学受入をしていても飛行機が飛んでいなかったり、といったこともあり得ます。
それぞれのキャンセルポリシーが定められていますし、当然ながら航空会社のキャンセル費用を語学学校が負担することもありません。

コロナでフィリピン留学が心配なお客様はまずお問合せください

まだまだ不安が続く一方で、「それでもフィリピン留学が再開したらすぐにでも行きたい」というお客様からお問合せをいただいています。
これまではお客様のご要望をヒアリングした上でご希望条件に合う学校をご紹介してきましたが、現在は状況が状況だけに「返金対応がしっかりしている学校」や「倒産リスクが低い学校」を見極める必要があります。
一般のお客様がネット上の情報だけでベストな学校を見つけることが難しい状況です。
お問合せいただければ個別Webカウンセリングで現在のフィリピン留学の内情をお伝えすることも出来ますので、お気軽にお問合せください。