はじめに

こんにちは。セブ留学アカデミーです。

日本国内で働く人の中には、いずれ英語を使って仕事をしたいと考えている人が沢山いるのではないでしょうか?また学生の方でも、将来は世界をまたにかけて仕事をしたいと、漠然と夢に思っている方も多いと思います。

今回はそんな方々に向けて、ホリエモンこと堀江貴文さんの著書から学ぶべき、英語上達の心得についてお話したいと思います。そして英語を活かした仕事を手にするには、どのように行動していくべきなのか、提案して行きたいと思います。

実際それを実践したことで、私は英語を使ってさらにそのスキルを磨くことが出来る仕事に転職することが出来ました。

ホリエモンの二つの著書

今回は、この二つの著書の中から、学ぶべき心得を紹介致します。

※ただ予め断っておきますが、この著書に書かれていること全てに賛同しているわけではありません。
これらの著書に出てくる内容のいくつかは、このブログを読んでくださっている英語上達を望んでいる方々にとって、重要であると感じたためシェアさせて頂く次第です。

なので英語の学習方法等に関しては 、今回は一切言及致しません。
あくまで、この2つの著書から私が重要と感じた肝に銘する心得に関してです。

それを実践してきた私は、スポーツメーカーで全く英語を使うことがなかったポジションから、単独で海外出張にいくこともある現在の会社に転職を果たしました。
そしてそれが、さらなる英語上達に繋がっていると確信しています。

肝に銘ずる心得①数ヶ月でマスター出来ると思うな


英語習得には時間がかかります、自身が思っている以上に。

その例が、著書英語の多動力ではいくつか紹介されています。

元Google副社長 村上憲郎さんの場合

村上さんは元Google日本法人名誉会長であり、2003年には米Google副社長兼日本法人社長に就任されました。

そんな村上さんがまともに英語を向き合ったのは、31歳の時だったと言います。

京都大学のご出身なので、受験英語まではしっかり理解されていた村上さんですが、英語が出来ないことを理由に受けた会社での嫌がらせをきっかけに英語に取り組み始めました。

そして、1日3時間、ほとんど1日も休まず3年間、英語を勉強したそうです。3時間の内容は大変シンプルです。

1時間:単語を沢山見ること

1時間:英語を聞くこと

1時間:英語の本を読むこと

これをひたすら続けた村上さんの場合、合計で約3300時間を費やしたことになります。
元々のベースがしっかりしていたであろう村上さんですら、毎日3時間の学習を3年間必要としたのです。
受験英語までも十分にやっていないとしたら、さらに大変であることは良く分かりますね。

内閣官房 教育再生実行アドバイザー
坪谷・ニュウエル・郁子さんの主張

語学の学習には、母国語とその言語がどれくらい離れているのかによって、習得までかかる時間の平均値があると言われています。

米国の国務省は、それぞれの国に人を派遣して駐在させる時、事前にその派遣先の国の言語を習得させます。
その時、英語ネイティブがそれぞれの言語を習得するまでの大体の平均時間が、4つのグループ分かれています。

・第1グループ:フランス語、ドイツ語、スペイン語 480時間
・第2グループ:ギリシャ語、ヒンズー語、インドネシア語 729時間
・第3グループ:ロシア語、ヘブライ語、トルコ語 1329時間
・第4グループ:日本語、中国語、朝鮮語、アラビア語 2400〜2760時間

この通り、英語と日本語は語源的に非常に遠い距離があるのだと、分かって頂けると思います。
(日本語→英語をマスターするのに必要な時間が2760時間であるとい断定している訳ではありませんが)

以上のことから、英語は習得するには大変な時間と労力がいることが分かります。

3ヶ月ほど取り組んだけど、なかなか結果が出ないと嘆く方もいらっしゃいますが、皆同じだけ苦労しているのでご安心ください。また、半年や1年間など所謂長期で留学したけど、まだまだ足りないなと思っている方も、納得頂けるのではないでしょうか。事実絶対的に時間が足りてないのですから。

肝に銘ずる心得②英語が出来るとハッタリをかませ


では、英語学習には膨大な時間がかかるから、3年間留学に行くべき?!
あるいは村上さんのように3年間毎日3時間勉強しなければならない?!

そういう訳ではありません。

私が主張したいのは、ある程度学習したら、自分は英語が出来ると周りにアピールするべきだということです。つまりハッタリをかまして、後から辻褄を合わせていくということなんです。

なんだそれ!と思われる方もいるかもしれませんが、成長したいと思うならやってみてください。

自然と、自分の英語が成長せざるを得ない環境に、引き込まれて行きますから。

アピールした者勝ち、やりながら学べ

例えば、職場で実際の英語のレベルが同じくらいの若手社員が2人いて、上司が英語の文書について分からない時があったとしましょう。
Aさんからは普段からオンライン英会話をやっていると聞いていて、Bさんからは特にそんな噂は聞いたことがないとしたら、当然この上司はAさんに質問をするでしょう。

その質問がすぐ理解できれば問題ないし、もし分からないなら後から調べて答えれば良いんです。

とにかく英語が分からない時に質問されるポジションになるんです。

その小さな簡単な質問から始まりコツコツと積み重ねていくと、Aさんはやはり英語が出来る人として認識されて、さらに英語での仕事が増えて行きます。
そして英語でのプレゼンや代行でのコミュニケーションというように、仕事のレベルもさらに上がっていくので、それに伴い自分のスキルも上げていかざるを得ない状況になります。

そうして必要とされる英語のレベルに、自分自身の英語レベルを合わせていくのです。

ポイントとしては、とにかく英語が出来る・英語の仕事をやりたいとアピールすることなんです。

肝に銘ずる心得③プライドを捨てろ

ここまで英語習得にはかなりの時間がかかるため、ある程度まで上達したらハッタリをかまして、やりながら学べとお話してきました。

それでもまだ間違えるのがこわいとか、周りの目が気になると仰る方々に伝えたいです。

完璧じゃなくて良い

日本人というのはどうしても完璧じゃなければいけない、拙い英語では恥ずかしいと思いがちですが、安心してください。

世界をまたにかけて仕事をしていても、英語のレベルがまだまだの方なんて万といますから。

例えば、堀江貴文さんのカルロス・ゴーン氏との対談を例にあげさせて頂きます。

当然、このレベルで海外で通訳を生業にしたいと言ったら、それは不可能ということはどのレベルの方でも理解頂けますね。

しかし、堀江さんにとっては英語はこうしてコミュニケーションをとるためのツールでしかないので、問題ないのです。
例えば今後、もし海外で講演会をしなければならないという状況になったとしたら、堀江さんは英語をそのレベルまで上達させて、必要に応じて辻褄を合わせてくるのだと思います。

ポイントは、とにかくまずは、英語の世界に飛び込むこと。そして、壁にぶつかったらそれを乗り越えて、徐々に出来ることを増やしていくんです。

とにかく積み重ねる

皆様ご存知の本田圭佑さんもそうですよね。

現役のサッカー選手でありながら、カンボジア代表の監督をやられていたり、まさに世界をまたにかけて勝負されている方です。

監督して選手たちと英語でコミュニケーションをとっています。

そんな本田さんもすでに実践の場にいながら、日々英語学習に取り組み続けていらっしゃいます。

まとめ

ここまで、英語上達の心得について3つのポイントで話をしてきました。

  1. 英語マスターにはかなりの時間を要する
  2. ハッタリをかましてやりながら学ぶ
  3. プライドを捨ててとにかく取り組み続ける

ですので、私が伝えたいことをまとめると、

初めに短期集中的に学び、英語ができるとハッタリをかまし、実践の場で学び続けろということです。

これが英語をマスターするために必要な、肝に銘する心得です。

そしてこれを実践すれば、あなたが望む英語を活かした仕事に自然と引き付けられていきます。

短期集中でまずは壁にぶつかる

ここまでは理解したけど、じゃあどうやって始めたら良いかわからないという方に。

結論を申し上げますが、まず第一にやるべきことは、

海外留学するなり、短期集中的に英語を勉強するということです。繰り返しになりますが。

それが出来れば1番良いけど!と思われたかもしれませんね。しかし、これが事実です。

独立行政法人日本学生支援機構(JASSO)の日本人学生の留学生推移の調査によると、大学などが把握している日本人の海外留学生の数は年々増加しており、2017年には10万人以上の人が海外留学に行ったそうです。

トビタテ留学JAPANホームページより

この多くが語学の壁にぶつかっていると思います。大変な苦労をしていると思います。思い通りの成果が得られなかったと悩む人もいるかもしれません。

しかし、こうして留学で英語のスキルを身につけてきた彼らは、ハッタリをかましアピールさえすれば、帰国後は英語が出来るキャラとなり、そのスキルを磨き続ける環境に引き込まれていくのです。

短期集中で取り組まなければならない?

短期集中で取り組んだ方が、圧倒的に効率が良いです。

あるいは短期集中で取り組まなければ、最悪の場合いつまでも成果が出ず、ハッタリをかますレベルに達しないなんてことも考えられます。

その理由を、数字でご説明しましょう。

日常的に25分のオンライン英会話を受けた成果

私は留学業界で働く以上、海外出張も多く頻繁に英語を使うので、趣味として日頃からオンライン英会話(1日1回25分のレッスンを毎日受講のプラン)を受けています。

そんな私のオンライン英会話の今まで1年9ヶ月受け続けた時間を計算してみました。(2020年4月8日現在)

今まで477回のレッスンを受けたので、477回×25分=11,925分、つまり198.25時間になります。

ちなみにこれは受講率約77%です。30日ある月で、平日が22日間あると仮定して、平日必ず受講して73%の受講率となります。つまり、しっかり習慣化してオンライン英会話を2年近く受け続けた成果であるということが良く分かると思います。以下の表が私が今まで受けたレッスンの回数です。

フィリピン留学の場合

最もベーシックなフィリピン留学はマンツーマンレッスン4コマ、グループレッスン4コマの計8コマです。(スパルタコースであればさらに学習時間は増えますが、今回はノーマルコースで計算)

1コマ50分とすると、1日400分です。1ヶ月に平日が22日あるとすると、8800分です。

つまり、フィリピン留学の1ヶ月での学習時間は約147時間の計算になります。2ヶ月やれば、約294時間になります。

これを25分のオンライン英会話で学ぼうと思うと、706回ほどのレッスンが必要になります。

私が77%の受講率を守ったとしたら、916日要するのでちょうど2年半かかる計算です。

以上のことから、短期集中で取り組む方がよっぽど簡単であることが良く分かったのではないでしょうか?

ご紹介した3300時間を費やした村上さんほどではありませんが、私も結構コミットしてこの受講率を保っているので、よっぽど英語が好きという方以外は途中で辞めてしまう方がほとんどだと想像します。

今はオンライン留学もある

ここまで読んで短期集中での英語学習に取り掛かろう!と思ったけど、今の状況では留学出来ないと落胆された方、ご安心ください。今では方法は無限大ですから。

先日TVで、世界中の成績上位者が集まる超トップレベルの大学として注目を集めている、ミネルバ大学の特集がやっていました。

この大学は世界トップレベルの教育を全てオンラインで行うという革新的なスタイルで注目されています。

このように教育の形や学習のスタイルはどんどん幅が広がり、今となっては英語を学ぶ方法も様々です。

現在フィリピンの語学学校でも、フィリピン留学と同じ内容・ボリュームで学習できるオンライン留学コースもスタートしています。是非こちらのブログもご覧ください。

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